こんにちは。

 

Yショップでお水をお出しすると「この水美味しい〜!!」と言われることがよくあります。

そう言われるまでこの水が美味しいと意識したことあったかな?という感じだった私。

でも、意識していろんな水を飲んでみると確かに味が違う。

 

本当に手前味噌で恐縮なのですが、コーヒーを淹れても、蕎麦のおつゆを作っても

ウィスキーの水割りを作っても、そういえばまぁるく包み込むような味わいになる。

同じ水出身感がある!!

 

こいういう視点って、自分だけでは発見しにくいもので

やっぱり人との出会いの中から生まれてくるのだなぁと思いますね。

 

 

ここは大町市の海ノ口という地区で、さらに細かく区分すると「一津」という名前です。

津というのは港という意味があるそうで、なぜ海のないこの地に海ノ口なのか、津なのか

その辺りがとてもロマンチックで私はとても気に入っている所です。

この「一津」では大町市水ではなく「一津簡易水道組合」という90年以上地区の人に守られている水が供給されています。

山の水が大きな桝に集まって、浄化され家庭に供給されていきます。

その山の草刈りや、木の伐採、水道の管理などなど村人だけで行うわけですから

高齢化に伴い維持管理の難しさを年々感じていらっしゃるとの事でした。

 

この水で料理されたもので育った私は、名ばかりですが大人になりまして

今度はこの水で作ったビールを飲んでみたくなったわけなのです!!

 

ビールも酵母、麦芽、ホップから出来ているとはいえ水がほとんどなので

水の味がビールの味を決めると言っても過言ではなのでしょうか。

最近お店にいらっしゃるお客様に「この水でクラフトビール を作ります」と言って出しているんですが、それが一番伝わりやすいのではないかと思っています。

あぁ、みなさんにまずこの水を飲んで欲しい。

 

 

ちなみに、水質でいうと「超軟水」です。

大町市の水自体超軟水なんですが、市水は2箇所の水源があって「北白沢」と「居谷里」があり、それぞれ硬度15mg/l,13mg/l で、なんと一津に関しては7mg/l !!!

驚異の軟水!!!軟水中の軟水。

 

市の水道課の方は大して変わらないとおっしゃられていましたが、確かに13、15は変わらないと思うけど、7は違います。

「ここの水美味しい」と言ってくださるお客様の声が物語っていると思うのです。

 

動画

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この水で木崎湖編のクラフトビールを仕込みます!!

 

 

ユッキィ